令和7年度 校長室より
教職員が「主体的・対話的で」「個別最適な」「協同(協働)」的な」姿を目指して!
5月20日(火)、「全校研修会(研究の概要)」が行われ、教職員の一年間の研究・研修の計画・内容が了承され、スタートを切りました。
校内の研究課題を「自ら学び考え伝え合う力を育む指導法の研究~個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実を目指して~」のもと、各学部でテーマを設定して取り組むこととしています。
教職員に「個別最適な学び」と「協働的な学び」の2つの軸の実現(両立)という意識は高まっています。また、伝統的に「一人一実践」による授業研究による「分かる授業」の実現も目指します。さらに、職員室を「学び合う場」とすることを目指して、教職員個々が「主体的・対話的で」、「個別最適な」、「協同(協働)的な」姿となるよう研究・研修を推進していきます。
『勝利は、近い!』
5月3日(土)、「道南中学生春季バドミントン大会」が、函館アリーナで開催されました。
本校よりバドミントン部2名(2年生)が参加しました。この大会を目標に、新年度に入っても熱心に練習に励んでいました。先日は卒業生が来校し、強化を図ってきました。生徒たちは、私から見ても日に日に上達してきていることが分かりました。
試合当日、本校の生徒にとっては、地域の生徒たちに交わる貴重な機会でもあります。人の多さ、会場の大きさも相まって、2人の生徒は口数も少なく、緊張感にあふれていました。ただ、このような経験ができることは、生徒にとって貴重なものです。
そんな緊張感の中でも、前回大会の経験を生かしていることがわかりました。試合は、2人とも互角の戦いとなりました。惜しくも負けてしまいましたが、勝てるチャンスは十分にありました。今後の練習の課題も明らかになりました。次の中体連に向けて、努力してほしいと思います。
『勝利は、近い!』、そう実感させる大会となりました。
『学校と家庭は、車の両輪』
4月25日(金)、授業参観、学級懇談、PTA総会が行われました。平日の御多用な中、多くの保護者の皆様にお越しいただきました。
私も保護者に交ざり、授業を参観しました。本校は小規模であります。その小規模をメリットにして、子ども個々の発達段階や特性等に応じた「個別最適な学び」を実現し、学力の向上を目指します。それを可能とするためには、「分かる授業」の実践が必要です。「分かる授業」の実践に、全校一丸となって取り組んでまいります。
PTA総会で話しましたが、「学校単独では完結できないことがあります。家庭や地域の連携・協力は欠かすことができません」。子どもの成長にとって、『学校と家庭は車の両輪』です。どちらかが欠けても前に進むことはできません。
保護者の皆様の御理解と御協力をお願いいたします。
『懐かしい空気と雰囲気』
4月8日(火)、令和7年度着任式・始業式・入学式を挙行しました。
小学部1名、中学部2名の新入生を迎え、厳かな中にも温かみを感じる式となりました。
呼名に元気に返事をする新入生、温かな歓迎の言葉と笑顔の在校生、そこにはアットホームで、和やかな空気が流れていました。
私は、この空気と雰囲気に、どこか懐かしさを感じたのです。私事ですが、4年ぶりの聾学校勤務となります。また、8年ぶりの本校勤務となります。聾学校の空気と雰囲気に懐かしさを感じ、ほっとした気持ちになりました。
新入生を含め、全校の幼児児童生徒の輝かしい未来(前途)を祈念するとともに、責任の重さを感じる一日となりました。