令和7年度 校長室より
運動会!!感謝!感謝!感謝!
6月6日(金)「創立130周年記念運動会」を開催しました。
当日は快晴に恵まれた上、20名近くの来賓や地域の方々、卒業生にお越しいただいた中で開催することができました。
幼児児童生徒は、「最後まで全力で頑張ること」、「これまでの練習の成果を発揮すること」を目指して、競技や自分の役割に取り組んでくれました。
幼児児童生徒一人一人の頑張る姿が見られ、一人一人が輝ける場となりました。
この運動会に向け、グラウンドの石拾いのボランティアや当日の温かい声援と応援など、多くの方々に支えていただきました。感謝申し上げます。
閉会式において、私は、子どもたちにこれまでの頑張りをねぎらうとともに、保護者や地域の方々への感謝の気持ちをもって学校生活を送ってほしいことを伝えました。
校長として、本校の特長のある運動会を今後も持続可能とできるよう努めていきたいと実感しました。
保護者、ボランティアの方々への感謝!
6月3日(火)、「創立130周年記念運動会」を目前に控え、保護者及びボランティアの方々によるグラウンドの石拾いが行われました。
本校の保護者及びボランティアバンクの中から参加可能な方々にお集まりいただきました。貴重な時間を割いて、本校の幼児児童生徒のために集まっていただきました保護者やボランティアの方々に感謝申し上げます。
改めて、校長として、学校は多くの方々に支えられていることを実感いたします。この感謝の気持ちに少しでも報いるために、運動会当日は幼児児童生徒が全力プレーで表現してくれることをお約束します。
保護者及びボランティアの方々、誠にありがとうございました。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
教育は、種をまく仕事・・・、効果はすぐに表れません。
先日、小学部の児童が中休み、体育館で楽しく遊んでいました。
そんな中、児童同士の接触がありました。お互いに遊んでいる中で起こったことであり、全く故意ではありませんが、両者とも何が起こったか分かっていません。一方は倒れて痛がり、他方は自分は何もしていないとなります。
こういうときはお互いに事態の把握が必要になります。痛がっている児童の気持ちを受け入れ(幸い、けがはありませんでした)、相手の状況や気持ちを分からせます。ぶつかった児童に対しても、事態を知らせ、そのときの本児の気持ちを受け入れながらも、痛がっている相手の気持ちも伝えます。お互いに相手への思いやりや折り合いをつけることが必要になります。
児童にとって思いやりや折り合いを身に付けるためには、このような実体験と周りの大人の説明(指導)が必要になります。本校の教職員は早速説明(指導)をしてくれていました。その場での説明(指導)が何よりも効果的です。すぐに効果は出ませんが、このように種をまくことで、将来自ら相手を思いやり、折り合いを付けることができるようになっていくのです。
気の長い話しになりますが、教育はすぐに結果が出るものではありません。日頃の地道な指導の積み重ねが将来につながることを、改めて感じました。
時を同じくして、花壇(学級園)の作業も始まりました、作物を育てるのも一朝一夕ではできません。日頃の水やり、雑草取り等々の日頃の地道な作業が必要となります。地道な作業の積み重ねで、秋には立派な収穫を得たいものです。
運動会の練習、本格化!~子どもたちの満足感、充実感・達成感を~
6月6日(金)の『創立130周年記念 運動会』に向けて、練習が本格化しています。
行事の見直しで、運動会の在り方が変わってきていることを実感します。
そんな中で行われる運動会を開催する意義を考えていかなければなりません。日常の指導の延長線上、日常の学習の披露という流れとなりました。ただし、幼児児童生徒にとっては、この期間、成長の節目となることに変わりはありません。
幼児児童生徒個々が、満足感・充足感・達成感を味わうことができるように取り組みます。そのためには、個々の目標、めあてを少し頑張れば達成できる、手が届くものとして、幼児児童生徒が主体的に意欲的に取り組めるようにします。
幼児児童生徒の頑張る姿や成長の瞬間を間近で見ることができるのは、我々教職員しかいません。それが教員の魅力の一つでもあります。その魅力を保護者と共有していきます。
練習期間中は、気温の上昇する日もあると思います。暑さ指数(WBGT)を基準とした生命を最優先する対応、突風などけがにつながるようなものへの配慮等、事故の予見と回避に努めていきます。
『声が響き、手話が弾む』学校に!
5月22日(木)、今年度第1回目の教職員の「手話研修」が行われました。この研修は年間7回を予定しています。そのうち、3回は函館聴覚障がい者協会から講師を招いての講師招聘研修となります。他にも、毎朝のワンポイント手話として、教職員が輪番で担当し行っています。
「聴覚口話法研修」も年間2回、さらに「聴覚障がい教育研修」などの新赴任者研修を年間6回予定しています。
子どもたちに良い教育を施したいと思えば、校内研究・研修及び学び続けることは欠かすことができません。「分かる授業」の実現を目指し、「授業が命」の精神のもと、「授業のユニバーサルデザイン化」、「聴覚障がいに配慮した指導」、「コミュニケーション手段の活用能力の向上」など、多様多岐にわたる内容が必要であります。その多様多岐の内容を習得するためには多くの時間が必要でありますが、時間は限られています。その限られた時間を有効に使うためには、職員室をより学び合う場にしていきます。
そして、校内が分かり合う場として、『声が響き、手話が弾む』学校としていきます。