はころうの食育

 函館聾学校では、子どもたちの成長に合わせて設定している国の栄養価の基準と、個別の食事摂取基準を基に統一基準を設けてます。

函館聾学校の給食の栄養価基準.pdf

 

 成長期の子どもたちの健康な体づくりに必要な栄養価・食品のバランスを満たすことができるように、肉や魚・大豆製品、和風・洋風・中華など様々なメニューを考えています。また、素材の味のよさを学ぶことができるように薄味を基本としながら、日本の食文化をふまえつつ、一食の献立にバランス良く様々な味付けの献立を組み合わせて、献立を工夫しています。

基本的な献立内容.pdf


 学校給食の目標は次のとおりです。
①適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること
②日常生活における食事について、正しい理解を深め、健全な食生活を営むことができる判断力を培い、及び望ましい食習慣を養うこと
③学校生活を豊かにし、明るい社交性及び協同の精神を養うこと
④食生活が自然の恩恵の上に成り立つものであることについての理解を深め、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと
⑤食生活が食にかかわる人々の様々な活動に支えられていることについての理解を深め、勤労を重んずる態度を養うこと。
⑥日本各地域の優れた伝統的な食文化についての理解を深めること。
⑦食料の生産、流通及び消費について、正しい理解に導くこと。

 

特色のある献立

【毎月19日を食育の日として和食やスローフード、郷土料理の献立の実施】
 スローフードとは長いことその土地で食べ続けられてきた伝統的な食べ物や、食べ物の良さを守り続けており、みそやしょうゆを基本にした味付けで、その土地で作った日本食や郷土料理のことです。 

【給食週間の実施や学校給食の行事の実施】
 毎日食べている学校給食を振り返り、食べ物の大切さを知る事を目的としています。給食の歴史に触れたり、「全国の郷土料理」や、「世界の料理」、「読書週間」、自分の体のことを考えてリクエストする「健康リクエスト給食」、選択する力を身に付ける「セレクト給食」を実施します。

特色ある献立.pdf