令和8年度 校長室より
運動会に向けた練習が本格化!~子ども個々の目標の達成に向けて~
6月5日(金)に行われる『運動会』に向けて、練習が本格化しています。
行事の見直しで、運動会の在り方が変わってきていることを実感します。そんな中、運動会を開催する意義を考えていかなければなりません。日常の指導の延長線上、日常の学習の披露という流れとなりました。ただし、幼児児童生徒にとっては、この期間、成長の節目となることに変わりはありません。
幼児児童生徒個々が、満足感・充足感・達成感を味わうことができるように取り組みます。そのためには、個々の目標やめあてを少し頑張れば達成できる、手が届くものとして、幼児児童生徒が主体的に意欲的に取り組めるようにします。
幼児児童生徒の頑張る姿や成長の瞬間を間近で見ることができるのは、我々教職員しかいません。それが教員の魅力の一つでもあります。その魅力を保護者と共有していきます。
練習期間中は、気温が上昇する日もあると思います。暑さ指数(WBGT)を基準とした生命を最優先する対応やけがにつながることがないような配慮等、事故の予見と回避に努めていきます。
作物を育てるのも教育も、地道な作業や指導の積み重ね~花壇(学級園)作業~
5月中旬を迎え、気温も温かくなり、風が心地良い季節となりました。
校内では、花壇(学級園)の作業が始まりました。
先ずは土を耕し、畝作り、そしてじゃがいもの種芋植えやミニトマト、ピーマン、きゅうりなどの苗植えを行いました。
作物を育てるのは一朝一夕ではできません。日頃の水やり、雑草取り等々の日頃の地道な作業が必要となります。地道な作業の積み重ねで、秋には立派な収穫を得たいものです。
教育も同じです。すぐに結果が出るものではありません。日頃の地道な指導の積み重ねが大切です。
将来の大きな成長につながることを願って、日々の指導に努めていきます。
校地内にも初夏を彩る草花が咲き始めています。
地域の一員として、地域とともにある学校として②~深駒カウンシル~
5月11日(月)、深堀中学校において第1回学校運営協議会「深駒カウンシル」が行われました。
この「深駒カウンシル」は、深堀中学校、深堀小学校、駒場小学校の3校による学校運営協議会(コミュニティ・スクール)のことであり、10名の委員の方々からなる「地域学校協働本部」との連携・協働による地域学校協働活動を行うものです。
この深駒地域は、深堀町会、深駒町会、湯浜町会といった町会活動が活発であり、聾学校も含めて学校間の連携も盛んな地域です。本校の学校運営協議会の委員の方や、この深駒カウンシルを通して、本校のボランティアバンクに登録いただいた方がいらっしゃいます。そんな地域だからこそ、地域全体のことを考え、新生児から高齢者まで、誰一人取り残さないという想いが感じられる地域であります。
聾学校もこの地域の一員として、地域とともにある学校として、しっかり連携・協働していきたいと改めて想いを強くしました。
地域の一員として、地域とともにある学校として①~深堀小学校との対面式・交流遠足~
5月1日(金)、深堀小学校との対面式・交流遠足が行われました。
深堀小学校との交流は、長い歴史があります。昭和29年にこの深堀の地に移転してきてから70年以上を数えます。昨年度創立130周年を迎えた本校にとっては、半分以上をこの深堀町にお世話になっていることになります。この間、地域より多大なる御理解と御支援をいただいていることは言うまでもありません。
深堀小学校との交流もその一つであります。今年度もまず年度始の対面式ということで、本校の児童が、深堀小学校の児童の前での自己紹介、その後、各学年の遠足に同行しました。
自己紹介では、深堀小学校の多くの児童の前でも臆することなく堂々と自己紹介をする本校の児童を見て、個々の成長と、継続して交流している成果を感じることができました。
児童同士は、顔見知りとなり、会話を交わすほどでした。本校の児童も、この深堀町の地域の一員として、また、聾学校もこの地域とともにある学校として、しっかり根づいていることを実感することができました。
今後、学年を中心に、年間を通して、交流及び共同学習を行っていきます。
どの子にも「優しく、厳しく、そして温かく!」~授業参観・学級懇談・PTA総会~
4月28日(火)、年度始の授業参観・学級懇談・PTA総会が行われました。
今年度の本校PTAは、3名の新会員をお迎えし、新会長のもと新年度がスタートしました。本校は、小規模であります。当然PTAの組織も小規模ではありますが、その小規模をメリットとして、非常に「機動力(小回り)」を生かした取組を行ってきています。
今年度は新会長を中心に、会長が難しいときは副会長、または会員の皆さまが、お互いに助け合って取り組んでいただければと思います。
それぞれ家事やお仕事などがありますので、無理のない範囲で取り組んでいただけたらと思います。今年度も研修等を企画しておりますので、是非御参加いただきますようお願いいたします。
本校のPTAの良さは先ほど話した「機動力」と、「函聾ファミリー」と言われるように、もうすぐに子どもたちの名前を覚えて、家族のようになっていきます。どのお子さんも自分の家族と思って、優しく、厳しく、そして温かく、見守っていただければ幸いです。
どうぞ一年間よろしくお願いいたします。
「正しく恐れて、正しく備える」~「後発地震注意情報」発表~
4月20日(月)、三陸沖を震源とする地震が発生し、函館市には一時津波注意報が発表されました。幸いにも学校内、校地内ともに被害はありませんでした。また、御家庭からの被害の報告もありませんでした。
その後「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発表されました。学校では、幼児児童生徒の生命を最優先に、安全確保に万全を期してまいります。御家庭におかれましても、お子さんと避難場所・避難経路、非常用品(持出品・備蓄品)、連絡方法等を再確認していただき、非常時の際に生命を守る行動を最優先にしていただきますようお願いいたします。
なお、【緊急時・災害時の幼児児童生徒引き取り者名簿】(今年は黄色)をすぐに取り出せるように御準備もお願いいたします。
「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発表されている期間につきましては、特に「正しく恐れて、正しく備える」のもと、生命を守る行動を最優先にお願いいたします
心豊かな子ども、感性豊かな子どもを育てる~桜の開花宣言に想う~
4月18日(土)、函館市の桜の開花宣言がありました。
校地内の桜も現在満開を迎えています。他にもスイセンが咲き始めるなど春を感じる時期となりました。
本校では先日、「お花見給食」を実施しました。あいにく当日は朝方までの雨と強風のため、室内での実施となりました。
子どもたちには、この季節の変化を、目や耳や手で、つまり五感をフルに使って感じてほしいと思っています。そこに、言葉をのせ、心豊かな子ども、感性豊かな子どもに育ってほしいと思います。
学校教育目標にもある「・・・心豊かに・・・」の実現を意味するものでもあります。
心豊かな子ども、感性豊かな子どもの育成に努めていく所存です。桜の開花宣言を聞き、その想いを強くしました。
校長室前に展示~教育実践表彰の賞状・盾、全国中学生人権作文コンテストの感謝状~
昨年度受賞しました「北海道教育実践表彰(学校表彰)」の賞状と盾、そして、「全国中学生人権作文コンテスト(学校)」の感謝状を、校長室前に展示しました。
来校するお客様や保護者の方々に見ていただき、喜びを分かち合うとともに、感謝の気持ちを伝えていきたいと思います。
聴覚に障がいのある本校の児童生徒にとって、言語力の伸長は幼少期からの課題です。年齢相応の言語力を身に付けようと読書や作文指導に力を入れ、児童生徒の読み書きの力の伸長を図ってきました。
また、長年渡島・檜山管内の各市町を巡回し、聴覚に障がいのある幼児児童生徒の教育相談を通して、早期発見や早期療育の実現、適切な支援の提供、専門的な指導・支援の充実に大きな成果を上げてきました。さらに、登録者数が80名近くとなった「函館聾学校ボランティアバンク」の取組では、地域住民に対する聴覚障がいに係る理解を広めるとともに、登録ボランティアによる学校行事等への協力を通して教育活動の充実を図るなど、地域に開かれた学校づくりに資する取組を推進してきています。
このように長年培ってきた歴史と良き伝統に支えられて、現在の函館聾学校があります。校長として、この歴史と伝統を継承するという重い責任を、賞状や盾、感謝状を見ながら改めて感じているところです。
先生方、ただいま奮闘中です!~「学級経営の3・7・30の法則」~
新年度、先週の始業式・入学式から開始2週目を迎えました。
新しい環境に緊張感のあった幼児児童生徒たちも、少しずつ慣れ、校内では声が響き、手話が弾んでいます。
そんな中、先生方は新たな学級の仕組みやルール作りをする大事な時期であります。
先生方も新たな子どもたちとの出会いに緊張感と、こんな学級にしたい、このような関係を作りたいという熱意に満ちています。
ただし、熱意だけでうまくいくほど学級経営は甘くありません。指導にはポイントが必要です。例えば、私が教わったのは「学級経営の3・7・30」の法則です。
① 最初の3日間
・学級の仕組みの第一歩を作る。
② 最初の一週間(7日間)
・子どもたちにきちんと指導する中でポイントとなることを押さえる。
③ 最初の一カ月(30日間)
・気を抜かないで、手を抜かないで、何度も何度も繰り返し知らせ、指導する。
④ 最初の3ヶ月(90日間)
・子どもたちとの間に、ルールやきまりが確立し、学級の仕組みができる。
先生方は、ただいま奮闘中です。保護者の皆様、そんな先生方への御理解と御協力をよろしくお願いいたします。
令和8年度入学式!~すべては子どものために、そして保護者に寄り添い、地域とともにある学校~
4月9日(木)、令和8年度入学式を挙行しました。
幼稚部2名、小学部2名の新入生を迎え、厳かな中にも温かみを感じる式となりました。 呼名に返事をする新入生、温かな歓迎の言葉と笑顔の在校生、そこにはアットホームで、和やかな空気が流れていました。
幼稚部の入学する2名は、今までの家庭を中心とする生活から世界が広がります。見るもの、聴くもの、触れるものなど、すべてが好奇心をくすぐり、興味と関心に満ちた生活となります。あせらず、ゆっくり親子で新しい生活に慣れていってほしいと思います。
小学部に入学する2名は、ランドセルを背に登校し、時間割のある学習がスタートします。幼稚部や幼稚園とは違う生活に、最初は戸惑うかも知れませんが、先生方や小学部のお兄さん、お姉さん方がやさしくサポートしてくれますので、どうぞ安心してください。
新入生の皆さん、学校生活を楽しく充実したものとしてほしいと思います。教職員一同、本校の経営理念でもある「すべては子どものために、そして保護者に寄り添い、地域とともにある学校」として、最善を尽くしていく所存です。
引き続き、保護者の皆様や地域、関係機関の方々の御理解との御協力をどうぞよろしくお願いいたします。
令和8年度の教育活動がスタート!~始業式に当たり~
4月8日(水)、令和8年度着任式・始業式を挙行しました。
幼稚部1名、小学部6名、中学部4名が、進級しました。昨年度の修了式で、子どもたちと約束した「4月8日(水)に、元気に会いましょう。」をしっかり守って、全員元気に登校してくれました。
始業式では、私の大好きな言葉『凡事徹底(ぼんじてってい)』と、大好きな人『イチロー』さんを紹介し、イチローさんの凡事徹底を物語る話をしました。
『凡事徹底』とは、「何でもないような当たり前のことを徹底的に行えること」です。
『イチロー』さんは、アメリカのメジャリーグでも活躍したプロ野球選手でした。
イチローさんの高校生活の、1日たった10分間の当たり前を三年間やり続けることの大切さを、子どもたちに話しました。
子どもたちには、当たり前のことを自然に徹底的に行える人になってほしいと思います。この当たり前のこととは、あいさつや返事、学習や練習、掃除、人とのかかわりなど、ごくごく日常の当たり前のことを指します。
その当たり前を実践するためには、素直にあいさつや返事ができること、集中して根気強く学習や練習、掃除などができること、やさしい気持ちで人とのかかわりがもてることという、『素直さ』、『集中力』、『根気強さ』、『やさしい気持ち』が必要になります。
一年間、意識して取り組んでほしいことを話しました。
今年度も、子どもたちが安心安全な学校生活を送ることができるようにするとともに、有意義な教育活動が展開できるよう、教職員一同努めてまいります。
引き続き、保護者の皆様や地域、関係機関の方々の御理解との御協力をどうぞよろしくお願いいたします。