2026年8月の記事一覧

子どもたちの力作の背景に~「夏休み作品展」~

 体育館に向かう渡り廊下に、子どもたちが夏休み期間中に作成、制作した作品が「夏休み作品展」として展示されています。
 どの作品も、子ども個々の個性が発揮されたものとなっています。特に、今年は力作ばかりでした。つまり、時間と手間をかけて完成させたことが伺えました。そして、その作品の着眼点発想に驚かされます。
 作品名カードに書かれた内容を見ると、子ども個々の作成や学習の意図がしっかり書かれていました。「大きさとざいしつのちがうペットボトルでつくってみました。」、「まどを上手にはることができました。」、「水族館をイメージして、シールをはりました。」、「絵の具をぬるのが楽しかっです。」、「だいすきなミッキーとミニーをかきました。」、「キラキラの色をつけました。」、「一番大へんだったところは、牛乳パックにいたチョコアイスのはこをつけて、ビー玉がころがる道を作ることが大へんでした。」、「ビーズをつけるのがむずかしかったです。」、「かざりをのせるのがたのしかった。」など、想像力を働かせて、作品を完結させたことが伺えました。
 そして、家族の方々の支援もあったことが伺えます。保護者の皆様の御協力ありがとうございます。
 昨今、夏休みの宿題の定番であった自由研究がなくなったり、その自由研究をやるもやらないも自己選択としたりという報道がされていました。自由研究の良さは、子ども個々の着眼、発想(興味関心)からスタートし、試行錯誤、創意工夫を繰り返し、想像力を働かせて作品や学習を完結させることにあります。そして、そこには親子で協力して取り組むというも含まれます。この過程には多くの得難い学びがあります。
 このような学習過程を、しっかり子どもたちに味わわせていきたいと、「夏休み作品展」を見ながら切に思いました。この後、深堀小学校との「交流作品展(9月7日~11日)」も行われます。
 保護者の皆さんの御理解と御協力にも感謝申し上げます。

  

  

  

  

 

子どもたちの笑顔は、教職員を笑顔にさせます~第2学期始業式に当たり~

 8月26日(水)、令和8年度第2学期の始業式を行いました。
 第1学期の終業式で、幼児児童生徒と約束した「8月26日(水)に、元気に会いましょう。」をしっかり守って、元気に登校してくれました。
 
 今学期、小学部3年生に転入生を迎えました。小学部3年生は3名となり、迎える側も新しい友達ができて、大変喜んでいました。3名でお互い助け合い、切磋琢磨し、楽しい学校生活を送ってほしいと思います。『ようこそ、函館聾学校へ!』

 始業式では冒頭、幼児児童生徒に「夏休みはどうでしたか?」と尋ねると、「楽しんだ」、「元気だった」、「充実していた」といった答えが返ってきました。ある生徒は「つまらなかった」、「ひまだった」と正直に答えてくれました。つまらないという感情もひまな時間も貴重な経験です。良い夏休みを過ごしていたことが伺えました。
 そんな夏休みを、幼児児童生徒と振り返るとともに、今日からの第2学期に頑張ってほしいことを確認しました。

 第1学期の終業式において、32日間の夏休みに気を付けてほしいことを伝えました。『自分自身を大切にする夏休み』として、(1)命を大切にすること、(2)犯罪行為・不良行為をしないこと、(3)交通事故や屋外レジャー(水)の事故に気を付けること、(4)規則正しい生活を送ること、の4点でした。気を付けることができたこと、難しかったことなど、それぞれが振り返ってくれました。この4点は、これからも大切なことですので、意識して生活してほしいことを伝えました。

 続いて、第2学期に『皆さんに頑張ってほしいこと』を話しました。それは引き続き、『凡事徹底』です。『凡事徹底』とは、「何でもないような当たり前のことを徹底的に行えること」です。子どもたちには、当たり前のことを自然に徹底的に行える人になってほしいと思います。この当たり前のこととは、あいさつや返事、学習や練習、掃除、人とのかかわりなど、ごくごく日常の当たり前のことを指します。その当たり前を実践するためには、素直にあいさつや返事ができること、集中して根気強く学習や練習、掃除などができること、やさしい気持ちで人とのかかわりがもてることという、「素直さ」、「集中力」、「根気強さ」、「やさしい気持ち」が必要になります。ということを再確認しました。

 子どもたちの笑顔が学校に戻ってきました。その笑顔を見る教職員も笑顔になります。 第2学期も幼児児童生徒が、安全安心な学校生活を送ることができるようにするとともに、有意義な教育活動が展開できるように、教職員一同努めてまいります。
 引き続き、保護者の皆様や地域、関係機関の方々の御理解との御協力を、どうぞよろしくお願いいたします。